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岡山駅から東へ少し行った柳川の交差点。とあるマンションの高層階にひっそりと佇むお茶室があります。その名は柳庵。2024年にできた伝統建築を用いた本格的な空間です。元々はご本人のためにつくった場所ですが、せっかくならどなたにもお茶を愉しんでもらいたいと、稽古場を始められました。
お茶室の設計は、僕と児島舎(シェアオフィス)で同居しているバジャンの和田さん。
施工はこれまた児島舎改築の施工もされた杣耕社さん。
実は2年前に竣工写真も撮影させてもらっていました。
そんなご縁が重なり、今回主宰の安信さんからパンフレットのデザインをご依頼をいただきました。
茶道体験には海外の方も多くいらっしゃるとのことで、バイリンガルで作ることに。イタリックやダッシュの使い方など、ネイティブの方が見ても自然に読んでもらえるように細心の注意を払いました。最後は杣耕社のジョンにも見てもらって一安心。僕なんかより禅や茶道に詳しくて心強かったです。
デザインで一番気を使ったのは和の表現。日本人には古臭く感じないように。かつ、本格的なお茶室のクオリティを感じてもらいたいので、モダン過ぎないように。また、海外の方には、日本らしい佇まいと茶道の精神性を感じてもらえるように、緊張感と余白を意識しました。
用紙は竹尾の「竹はだGA」。その名の通り竹パルプが使われていて、独特な質感と色味がお茶室にピッタリだと思い提案したところ快く採用して頂けました。
印刷はインサツビトさんにデジタルオフセットでお願いしました。小ロットでも信頼のクオリティです。
写真も撮り下ろしです。体験のカットは、ちょうど杣耕社さんが始めた大工の学校「The Somakosha School」 の生徒さん。体験に来られていたハワイの方にモデルになってもらいました。
偶然なのか必然なのか、縁が円になって出来上がりました。ちょうど表紙も円ですね。
小さな冊子ですが、各方面のプロフェッショナルが関係してくださったおかげで完成しました。皆さんありがとうございました!
お稽古だけでなく、茶道体験も受け付けてらっしゃるので、気になる方はぜひ。
「お茶 ひと とき たおやかに」
そうそう、都市伝説ですが、表紙を横にすると日本の国旗の比率になっているとか、いないとか。
